不動産投資を始めようと思ったとき、「どの不動産会社へ相談すればいいのか分からない」「大手なら安心なのか?」「担当者の話をどこまで信用していいのか?」と迷う人も多いと思います。
私自身、現在は中古区分マンションを5室所有しています。
これまで物件を購入してきた中で感じるのは、不動産会社の名前だけで判断するより、実際に自分を担当してくれる人を見ることの方が重要だということです。
物件を売りたいだけなのか。
こちらの希望を理解してくれているのか。
メリットだけでなく、デメリットも話してくれるのか。
そうした積み重ねを見ることで、「この人なら相談してもいい」と思える担当者が少しずつ見えてきます。
私は、不動産会社を単なる「業者」としてではなく、長く付き合えるパートナーとして見るくらいの距離感がちょうどいいと考えています。
この記事では、実際に5室の不動産を購入してきた経験から、私が不動産会社や担当者を見るときに意識していることを紹介します。
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- この記事で分かる結論
- 不動産投資会社を選ぶなら「会社名」より担当者を見る
- デメリットも話してくれる担当者は信用しやすい
- 「分からないことを分からないと言えるか」も大切
- 「おすすめです」と言われたら「何がおすすめなの?」と聞く
- 「寄り添っています」という言葉より、実際に持ってくる物件を見る
- 良い担当者は過去の会話を提案へ反映してくれる
- 初めて相談するときは、自分の希望条件を具体的に伝える
- 複数の不動産会社へ相談する意味
- 550万円の物件をA社は500万円、B社は480万円と評価した
- 複数社と付き合うなら、比較のためだけに利用しない
- 不動産会社との関係は、時間をかけて作るもの
- 最初から相談できる不動産会社がない人はどうする?
- 不動産会社へ相談する前に、自分の投資目的を明確にしておく
- 不動産会社は「業者」ではなく「パートナー」として付き合う
- まとめ|良い不動産会社より「自分に合う担当者」を探す
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この記事で分かる結論
私が不動産会社を選ぶときに重視しているのは、次のような点です。
- 会社名より担当者個人を見る
- デメリットも説明してくれるか確認する
- 分からないことを「分からない」と言えるかを見る
- 数字に根拠があるか確認する
- 「おすすめです」と言われたら理由を聞く
- 自分の希望条件をきちんと伝える
- 複数の会社の意見を比較する
- 過去に話した内容を提案へ反映してくれるかを見る
最終的に私が重視しているのは、自分に物件を売りたいのか、それとも自分に合う物件を探してくれているのかという違いです。
不動産投資会社を選ぶなら「会社名」より担当者を見る
不動産投資会社を探すとき、「大手だから安心」「有名な会社だから大丈夫」と考える人もいると思います。
もちろん、会社としての実績や体制も判断材料の一つです。
ただ、私自身はそれ以上に、担当者個人の能力を重視しています。
同じ会社でも担当者によって、提案の内容や考え方、対応の丁寧さは変わります。
私が「この人なら相談しやすい」と感じるのは、たとえば、
- デメリットも話してくれる
- 分からないことを無理に答えず「分からない」と言える
- 返信が早い
- 数字を根拠付きで説明する
といった担当者です。
逆に、会社の知名度がどれだけ高くても、担当者との相性が悪ければ長く付き合うのは難しいと思っています。
デメリットも話してくれる担当者は信用しやすい
物件には、メリットだけでなく必ずデメリットがあります。
立地が良くても価格が高い。
利回りが高くても設備が古い。
価格が安くても管理状態に不安がある。
不動産投資では、何も欠点がない物件を探すというより、デメリットを理解したうえで許容できるかを判断することの方が現実的だと思います。
そのため私は、「この物件はおすすめです」だけで終わる担当者より、この部分はいいですが、ここは少し注意した方がいいです。
とデメリットも一緒に説明してくれる担当者の方が相談しやすいと感じます。
「分からないことを分からないと言えるか」も大切
これは個人的にかなり重視しています。
不動産に関することを、担当者一人ですべて把握しているとは限りません。
管理組合の状況、設備、税金、建築、融資など、専門分野も幅広いです。
だからこそ、分からないことを聞いたときに、無理にそれらしい答えを作るのではなく、「確認します」「そこは分かりません」と言える人の方が私は信用できます。
知識量だけではなく、分からない情報にどう向き合うかを見ることも、担当者選びの一つだと思っています。
「おすすめです」と言われたら「何がおすすめなの?」と聞く
物件を紹介されると、「これはおすすめです」と言われることがあります。
私なら、そこで終わらせません。「何がおすすめなんですか?」と聞きます。
たとえば、
- 価格が相場より安い
- 立地が良い
- 賃貸需要が高い
- 家賃に対して購入価格が低い
- 管理状態が良い
- 将来売却しやすい
など、理由が明確に出てくるなら判断材料になります。
逆に、「とにかくおすすめです」「今買わないともったいないです」だけで具体的な説明が出てこなければ、単なるセールストークの可能性も考えます。
大切なのは、おすすめという言葉ではなく、その理由を見ることです。
「寄り添っています」という言葉より、実際に持ってくる物件を見る
私は、表面的にはこちらの話へ寄り添ってくれているように見えても、毎回こちらの希望とズレた物件ばかり持ってくる担当者には少し距離を置きます。
たとえば、「予算はこのくらいです」「月の手残りはこれくらい欲しいです」「この地域を見ています」と伝えているのに、毎回条件から大きく外れた物件を持ってくる。
それが続くと、こちらの希望を理解しているというより、とにかく物件を売りたいのではないかと感じます。
私は、言葉ではなく、実際に持ってくる物件を見ることが大切だと思っています。
良い担当者は過去の会話を提案へ反映してくれる
逆に、私が「この人はこちらのことをよく見てくれているな」と感じる瞬間があります。
それは、以前の会話を覚えていて、その内容を次の提案へ反映してくれたときです。
たとえば、「この地域なら興味がある」「これくらいの価格なら検討できる」「毎月このくらい手残りが欲しい」といった話を以前していて、
後日、前にこういう条件がいいと言っていましたよね。今回の物件はそこに近いと思います。と提案される。
こういう担当者は、単に目の前の物件を売るというより、自分の投資方針そのものを理解しようとしてくれていると感じます。
私にとっては、こうした積み重ねが信頼につながります。
初めて相談するときは、自分の希望条件を具体的に伝える
不動産会社側だけに良い提案を求めても、こちらの条件が曖昧では探しにくいと思います。
私は最初に、
- 予算
- 現金で買うのかローンを使うのか
- 欲しいキャッシュフロー
- 希望する地域
- 物件タイプ
くらいは伝えた方がいいと思っています。
たとえば、何かいい投資物件ありませんか?だけでは、担当者も何を紹介すればいいのか分かりません。
それより、
- 500万円以内
- 中古区分
- 現金購入
- 毎月2万円以上の手残りを目安
- このエリアを中心に検討
など、条件を具体的にした方が提案の精度は上がります。
つまり、良い担当者を探すだけでなく、こちらも良い依頼の仕方をすることが大切だと思います。
複数の不動産会社へ相談する意味
私は、複数の不動産会社から意見を聞くことがあります。
以前の記事でも書きましたが、A社から得た情報についてB社へ聞く。B社から得た情報をA社へ確認する。ということもあります。
👉 不動産投資セミナーは行く意味がある?兼業大家が考える活用方法
複数の意見を聞くと、不動産の価格についても評価が一致しないことがあると分かります。
550万円の物件をA社は500万円、B社は480万円と評価した
実際に私が購入した「物件5」では、売出価格が550万円でした。
この物件について、A社は、「500万円くらいなら」という評価。
一方、別のB社は、「480万円くらい」という評価でした。
同じ物件を見ても、20万円の差があります。
最終的に私は500万円で購入しました。
理由は単純で、もともと550万円で売られていた物件が500万円まで下がったなら、自分としては十分な値下げだと判断したからです。
ここで大切なのは、「A社とB社、どちらが正しかったのか?」ではありません。
両方の意見を聞いたうえで、最終的に自分が納得できる価格かどうかを判断したということです。
不動産会社へ相談する目的は、正解を決めてもらうことではありません。
自分が判断するための材料を増やすことだと思っています。
複数社と付き合うなら、比較のためだけに利用しない
複数の不動産会社へ相談すること自体は悪いことではないと思います。
ただし、付き合い方には少し注意した方がいいかもしれません。
毎回、「A社はこう言っています」「B社はもっと安いと言っています」と相手へぶつけるだけでは、良い関係を作りにくいと思います。
私は、それぞれの意見を聞き、自分の中で比較するくらいがちょうどいいと思っています。
相手も仕事として物件を探しています。
良い物件を紹介してもらいたいなら、こちらも相手との信頼関係を大切にする。
不動産会社との付き合いも、人と人との付き合いだと思います。
不動産会社との関係は、時間をかけて作るもの
私が現在付き合っている不動産会社とのきっかけは、もともと自営業のお客様だったことでした。
最初から、「投資物件を紹介してください」という関係ではありません。
その後、不動産について話す機会が増え、物件を相談し、少しずつ関係ができていきました。
だから私は、良い不動産会社をネット検索で一発で見つけるというより、何度か話し、相談し、提案を受ける中で信頼関係を作るものだと思っています。
最初から相談できる不動産会社がない人はどうする?
一方で、「自分には相談できる不動産会社なんてない」という人も当然いると思います。
私の場合は、自営業のお客様とのつながりから不動産業者との関係ができましたが、誰でも同じ環境ではありません。
そういう場合は、
- 自分で不動産会社を探す
- セミナーへ参加する
- 複数の会社へ問い合わせる
- 不動産投資会社へ直接相談する
- 自分に合う不動産投資会社を紹介してもらう
など、いくつか方法があります。
大切なのは、紹介された会社だから信用するのではなく、相談先を増やすための入口として使い、そのうえで自分で判断することです。
この記事で紹介した、
- デメリットも説明するか
- 数字に根拠があるか
- 希望を理解しているか
- 的外れな物件ばかり持ってこないか
- 「おすすめ」の理由を説明できるか
といった基準は、相談先を選ぶときにも使えます。
不動産投資会社へ直接相談する方法
最初から不動産投資会社へ直接相談し、具体的な物件や融資条件について話を聞いてみる方法もあります。
不動産投資に注力するマグナスインベストメントでは、中古マンションや新築・中古一棟アパートなどを扱っており、不動産投資を検討している人向けに物件提案や運用サポートを行っています。
直接相談する場合でも、紹介された物件だから買うのではなく、「なぜ自分にこの物件を勧めるのか?」を確認することが大切です。
価格、利回り、手残り、融資条件、将来の家賃、設備費など、数字の根拠を確認し、自分の希望と合っているかを判断します。
どの会社へ相談すればいいか分からない場合
一方で、「不動産投資会社が多すぎて、どこへ相談すればいいのか分からない」という人もいると思います。
そのような場合は、自分の条件に合う不動産投資会社を紹介してもらうサービスを利用する方法もあります。
トウシェルは、不動産投資を検討している人に対して、専門家との無料個別相談の機会を提供するサービスです。
特に、個人年収500万円以上の会社員を中心に、30〜50代の資産形成を考えている人を主なターゲットとしています。
例えば、
- 不動産投資の基本から知りたい
- 給与以外の収入源を作りたい
- 老後の資産形成について相談したい
- 不動産投資に興味はあるが、どの物件を選べばよいか分からない
- 不動産投資会社を探すところから相談したい
という方には、選択肢の一つになると思います。
相談は無料で、実際に物件を購入するかどうかは本人の判断に委ねられています。
また、プライバシーマークの使用許諾を取得しており、電話連絡の停止を希望する方向けの「ストップコール制度」も設けられています。
ただし、無料相談だからといって、必ず自分に合う物件や会社が見つかるとは限りません。
相談の際には、提案された物件のメリットだけでなく、リスクや収支についても確認することが大切です。
不動産投資について具体的に相談してみたい方は、サービス内容や利用条件を事前に確認したうえで、無料個別相談を検討してみてください。
相談先を増やして、最後は自分で決める
不動産投資では、どの会社に相談するかも大切ですが、誰に相談しても最後に判断するのは自分です。
直接相談する。紹介サービスを使う。複数社の話を聞く。どの方法でも構いません。
重要なのは、最初から一社の意見だけを正解にしないことです。
複数の意見や実際の物件情報を見ながら、自分なりの判断基準を作っていく。
私はその方が、不動産投資では大切だと思っています。
不動産会社へ相談する前に、自分の投資目的を明確にしておく
不動産会社へ相談する前に、「自分はなぜ不動産投資をしたいのか」を一度整理しておくことをおすすめします。
目的が明確でなければ、担当者から魅力的な提案を受けるたびに方向性が変わりやすくなります。
私は、自分の目的を決める → 条件を決める → 相談するという順番がよいと思っています。
不動産投資で何を学び、どの順番で考えるかについては、こちらの記事でも詳しく書いています。
👉 不動産投資の勉強方法|5室所有の大家が初心者に伝えたい「学ぶ順番」
不動産会社は「業者」ではなく「パートナー」として付き合う
不動産投資では、最終的に物件を購入するのは自分です。
どれだけ信頼できる担当者でも、「この人が言うなら絶対大丈夫」と判断を任せきる必要はありません。
一方で、「不動産会社は売りたいだけだから信用しない」と最初から敵のように見る必要もないと思っています。
良い担当者からは、自分だけでは得られない情報を教えてもらえることがあります。
物件の価格。
売主の事情。
周辺の賃貸状況。
管理についての情報。
一般公開前の物件情報。
こうした情報は、不動産投資を続けるうえで大きな価値があります。
だからこそ私は、業者を疑い続けるのでもなく、依存するのでもなく、パートナーとして付き合うという関係が理想だと思っています。
まとめ|良い不動産会社より「自分に合う担当者」を探す
不動産投資会社を選ぶとき、会社の知名度や規模だけで判断する必要はないと思っています。
私が見るのは、
- デメリットも話してくれるか
- 分からないことを正直に言えるか
- 返信や対応が早いか
- 数字に根拠があるか
- おすすめする理由を説明できるか
- 自分の希望を理解しているか
- 過去の会話を提案へ反映してくれるか
といった、担当者との実際のやり取りです。
そして、複数の会社から意見を聞くことも、自分の判断材料を増やす方法の一つです。
ただし最後に判断するのは自分です。
私は、不動産会社を単なる「物件を売ってくる業者」としてではなく、自分の投資方針を理解してくれるパートナーとして付き合えるかどうかを大切にしています。
長く不動産投資を続けるなら、物件選びと同じくらい、誰と付き合うかも重要だと思います。
あわせて読みたい実践記事
不動産会社へ相談する前に、自分が不動産投資へ何を求めるのかを整理しておくと、担当者からの提案も判断しやすくなります。
👉 不動産投資の勉強方法|5室所有の大家が初心者に伝えたい「学ぶ順番」
また、一つの会社だけで判断せず、複数の情報を比較するという考え方についてはこちらでも詳しく書いています。